海野翔太 腰骨骨折の影響とG1欠場の可能性

新日本プロレスの海野翔太は、自身の「X」のポストで腰椎骨折の診断を受けたことを報告した。

腰骨骨折のためしばらく欠場に

海野翔太は2024年6月15日(土)開催の「ALL TOGETHER」札幌大会を腰の負傷で欠場していた。

病院で精密検査を行ったところ腰骨の骨折、椎間板の負傷の診断を受けたとのこと。

海野は「New Japan Soul 2024」からしばらく欠場し、 7月20日(土)から開幕する「G1 クライマックス34」開幕戦までには復帰を目指す意向を固めている。

日帰りバスツアー参加をキャンセル

海野翔太は、7月7日(日)に開催される Team NJPW限定の日帰りバスツアー「山梨を満喫!今日はみんなでチートDay!!」に参加予定であったが、負傷した腰の治療を優先するため、バスツアーへの参加は6月25日(火)に正式にキャンセルされた。

腰骨骨折の影響とG1欠場の可能性

G1の出場可否は、本人の意向が最大限に尊重されると思われるが、筆者個人としては今後の選手生命を短くしないため、治療に専念して次の機会で活躍してほしいと考えている。

レントゲンの画像を見る限り、腰椎圧迫骨折ではなく、腰椎分離症ではないかと見受けられるが、どちらにしても一般的な治療期間は3ヶ月〜6ヶ月以上と言われており、G1開幕までの1ヶ月で完治させるのは困難であると推測される。

骨折部位が癒合したとしても、腰痛が長引くこともあり、腰痛とうまく付き合いながら何とか日常生活を送っている人も多い。

椎間板の負傷も併発しているのであれば、試合中の再発リスクも心配される(ボストンクラブ=逆エビ固めのような腰椎を後ろに仰け反るような技は絶対に良くない)。

海野のG1出場可否の判断が、どの時期に下されるのかはわからない。

あくまでも筆者の個人的な推測になるが、仮に海野翔太がG1欠場となれば、出場者決定トーナメントから両ブロックの覇者2名に加え、Aブロック、Bブロックの決勝戦で敗れた選手による海野欠場枠のG1出場者決定戦が行われる可能性もあるかもしれない。

プロレスファンとしては、海野翔太のG1対戦カードには魅力的な試合が多く、G1に出場してほしいという気持ちはあるものの、これからの新日本プロレスを背負っていく中心選手なのだから無理なく治療に専念してほしいと気持ちもあり、複雑な心境だ。